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  • 2009年12月30日

    今年を振り返って

     今年ほど世の中の動きを実感したことは無かったと感じています。

     多くのお客様から依頼を受けて空間を創りましたが、計画中で中断とか先送りとかの案件が多かったことと、もう少しコストをかければ長期的にみても費用対効果が上がるケースでも「必要最低限」で進めるプロジェクトなども多く、我々造り手としては、葛藤の年でした。

     また、業績がつい最近まで良かった企業が倒産に追い込まれたり、外部環境の変化などが凄まじいスピードで動いている。

     しかもそれが日本国内だけでなく世界に直結しているように感じます。

     今この時代に求められることが「何であるか?」を特に意識して来年は形にしていきたいと考えています。

     我々はデザイナーですから時代の少し先を意識しつつ、不変的な価値も同時に達成する。

     言い方を変えれば「変えないことの中に新しい価値を加える」ようなものではないかと思います。

     また、こんな時代の中で今年気がついたことがあります。

     自分たちに求められる究極は何か???

     それは「繁盛店創り」「繁栄する空間創り」ではないかと。

     デザインの立場からこれを達成するのはとてもハードルが高いことですが、

     「木戸建築デザインに依頼すると繁盛する」 とか
     「木戸建築デザインにデザインしてもらうと幸せになる」

     と言っていただける空間をスタッフと共に創り続けて行きたいと思います。

     最後になりましたが

     今年一年お世話になりました皆さまに感謝いたします。
     ・・・ありがとうございました。・・・良い年をお迎えください。  木戸一男