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2008年7月5日
打合せ
週末の土曜日でしたが、朝から打合せで一日が終わりそうです。いままで関わってきた物件の今後の方針の相談と、8月から工事が始まる飲食店のプロジェクトで業者さんから提出された見積に関して施主様と打合せ。
今日は私共の事務所で様々な資料を見ていただきながらです。特に事務所で打合せする時は、仕上げ材などのサンプルやこれまでの弊社の実績の写真など見ていただきながら打合せしたり、間取りの変更などその場でCAD(製図用のコンピューター)で図面を修正しながら進められますから、お客様のところで打合せするときよりも多くのことに対応できます。
これからしばらく、業者さんとの現場打合せ、施主様との設計打合せが続きます。(kido)
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2008年7月4日
デザイナーとの対話
今日は、私たちのようなデザイン事務所にはじめて依頼をされたクライアントからよく質問される事を書きます。
「何を伝えればいいかわからない」「どんな話をしたら良いのかわからない」という質問。
特別準備する必要はありません。私たちが質問し、それに応えていただければ、そこから必要なものや何をやりたいのか、私たちデザイナーの方が判断し、問題を解決したり、方針を決めてゆきます。
建築主さまとの対話の中からヒントを得ながら考えています。実は全然空間とは関係の無いような話の中からもデザインする上で重要なポイントが見つかったりもします。
そんな発見(気づく)ができるかもデザイナーの能力のひとつ。世間では「コーチングスキル」と言うようですが、様々な形を創っていくとき、その形やアイデアは依頼主自身の中にあると私は考えていますので、そんな対話の中からデザインは生み出されて行くのです。(kido)
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2008年7月3日
現場工程会議
岡山市原尾島に建設される、和菓子屋の第一回目の工程会議に出席してきました。仮設事務所にはエアコンがまだ設置されてなく、タオル片手に汗だくで打合せです。
汗を流しながらみんなで考える事が僕は好きです。
もともと大工になりたくてこの世界に入ってきましたから、事務所で机に向かっている時よりも騒々しい音の中、泥まみれの職人さんたちや、現場監督と打合せしたりする事のほうが僕には合っていると感じることがあります。
そんな事もあってか、意外と現場で新しいアイデアを思いついたりもするし、そんな中(騒々しい)でも集中できるので、最近は事務所に持ち帰って検討する事を避け、現場で考え、その場で回答を出すように心がけています。今日もほとんどの検討事項は現場で打合せ完了。
これから夏にかけて、工事に取りかかる物件が増えるので、こんな現場の雰囲気を楽しみにしています。(kido)
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2008年7月1日
西崎の家地鎮祭
今日は梅雨の合間の快晴の中、西崎の家の地鎮祭でした。
地鎮祭に出席していつも感じる事は、これから始まる工事の責任を感じる瞬間でもありす。
建築主さまがこの地(建物)ですごされる長い時間を想像してしまいます。
家族の人生模様がこの建物の中で描かれる。嬉しい事、楽しい事、辛い事、苦しい事・・・などなど。
そんな家族のいとなみをしっかりとあたたかく見守る空間になってほしいと思っています。(kido)