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2013年7月26日
知識
「知識は道具、知識の奴隷になってはいけない」・・・松下幸之助の言葉です。
僕は平凡な学歴でそして子供のころ勉強はほとんどしていなかった・・・全くしていなかったに近い。
おかげで知識にとらわれず、子供のように素直に建築を考える事が出来た。
そして仕事の中で特に若いころは、知識が無いゆえからのチャレンジミスを繰り返していた。
そこから学び、頭を打ち、そしてまたチャレンジした。とにかくやり続けた。
結果が出るまでやり続ける!
そのおかげで、徐々に知識が身につき、そしてチャレンジする姿勢はそのまま残った。
まだまだ知らない事は多いが、少しは知識がついて来たと感じる。
知っていることが増えるとチャレンジすることがとても「怖い」。
建築では新しい形を創造したり、新しい工法、建材を使うときこの恐怖と闘うことになる。
雨漏れしないか?壊れないか?耐久性は?掃除は出来るか?ランニングコストは?構造的な不安は無いか?あげればきりがない・・・。
誰もやったことの無いことをやろうとしている人ほど、この恐怖と闘っているはず。
この恐怖と闘いながら新しいことに挑んでいる。
やらなかったことを後悔したくないからね!
これが出来なくなったときが引き際だと感じています。
ぼくは今のところ一生、建築設計をやるつもりです。(kido)