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2013年11月21日
フォスター
我社のミーティングコーナーの椅子とテーブルのデザインは建築家のノーマンフォスター氏によるものです。
この椅子やテーブルを見ていると自分とのスキルの違いを痛感させられる。
建築家やデザイナーは全体のバランスを考えながらデザインを進めてゆく。
そこで、ある部分は控えめに、そしてある部分は徹底的に見せ場を創り、
また違うところは隠すようにデザインする。
このようにバランスをとっている。
そして空間やモノが造られてゆきます。
バランスのとれたデザインは隙が無く、後から手を加えるとこれらが崩れる事がある。
ましてや、元のデザイナーよりも能力の低いものが手を加えようとすると結果は言わずと知れた結果に・・・。
デザインが「変」と感じる空間の多くはこんなことが起こっているのだ。
これは自身の仕事でも遭遇する事がある。
過去の自分を超えられないと、手を加えた空間はバランスが崩れる。
過去の自分を常に超える努力をし続けて行きたいと思います。(kido)