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2008年3月25日
壁を照らす
写真は鳥取県の現場の工事中の壁面です。リブ状の板を間接光で照らしています。天井高4メートルある上部にこの壁があるのですが、間延びして寂しい感じにならないように、こんな意匠を採用しました。
左の方にダウンライトの光が壁を照らしていますが、今日の現場確認で、このダウンライトを中止にしました。折角の演出が台無しになっていましたので中止にしました。図面上で確認できなかったことを反省しています。
また、この壁は照明も兼ねるように私は考えました。壁を照らすことでバウンドした光が室内にシャンデリアや光壁のような効果を演出します。昨年夏にオープンした「銀座景虎」にもこのリブを違う照らし方で施工しました。その時は空間が狭い為、スポットライトでラインを出す方法が良いと判断しましたが、今回は空間も広いので「面」で表現することを意識しています。
なかなかいい感じになっていました。完成が楽しみです。(kido)