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  • 2009年4月29日

    イタリア視察 No1

    イタリアムラーノ船 イタリアから帰国しました。その様子を少しづつご案内します。

     イタリアでは、まずローマ国際空港から国内線でベネチアへ移動ここで2泊、ミラノへ移動して3泊し帰国というスケジュール。

     ベネチアに深夜到着後、翌日ベネチアのムラーノ島へこの船で向いいました。
     ムラーノ島はガラス工房のメッカ。

    イタリアムラーノVENINI まず島内にある、ガラス現代アートの「VENINI」の入口。

     店内で商品を見ました。

     後に行く ミラノサローネでも照明器具を出品していて、このムラーノ島のSHOPを見ていて参考になりました。

     ガラスで創る造形がとても印象的でした。・・・そして価格もとても高い!

    イタリアガラス工房外観 照明メーカーの株式会社大光電機の現地駐在員「村松さん」の案内で島を散策。

     いろいろ説明をしていただく中で、この店に何気に入りました・・・私の目にとまって何気に入った店です。

     「MAZZEGA」というグループ企業の経営する店舗です。

     そこがなかなか凄い品揃え。

    イタリアガラス工房 村松さんが交渉して一般の観光客が入れるところ以外の業者さんなどが商品説明を受けるショールームへ入らせてもらい、責任者らしい人から説明を聞いているうちに、なんと実際に作っている工房を見せていただける事に・・・。

     「日本から来た照明メーカーだ!」と言ったら見せてくれたようです。 村松さんに感謝!

     ショールームの奥に併設された工房です。

    イタリアガラス工房外観2 とても整理整頓された工房でした。古い建物でしたが、本当に綺麗に何もかもが整理整頓されていて、ゴミも無く、凛とした緊張感があるように感じました。 この会社は同族企業で、シャンデリア、器、ガラス工芸品、ミラーなどなどガラスで出来る様々な商品をそれぞれが担当して作っているとの事でした。

     この工房ではシャンデリアのパーツを造っていました。お父さんと息子たちで作業しています。

    イタリアガラス工房3 工房で使う道具たちです。 これも整理整頓されていて イタリアの職人達に対する印象が変わりました。
     僕の先入観で「いいかげん」だと感じていたのですが、無言でガラスに向かい合う姿勢と数人で連係をとってスムーズに流れる工程を見て気持ちが良かったです。 心が洗われたような時間でした。

     続きはまた改めてベネチア本島をご案内します。お楽しみに・・・。(kido)