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  • 2009年8月8日

    TEPPAN KU-YA

    KU-YA Fくん
     TEPPANN KU-YA(テッパン クウヤ)がもうすぐ仕上がります。

     少し内部をご紹介します。

     カウンターの最後の微調整をしている後姿は ELD(イールド)のF武くん。

     その横にあるカウンターの椅子はオリジナルデザインで杉板で作りました。

    KU-YA椅子
     その椅子はこんな感じ。

     足元には荷物も置けるようになっています。

     かわいらしいでしょ!

    KU-YA椅子ひと 座るとこんな感じ。

     杉板はやわらかい木ですから意外に座り心地は良いです。

     傷がつきやすいのが難点ですが、KUーYAはその傷も使い古したラフな感じが店のデザインになるように考えていますので、使い込んだらもっとイイ感じになると思います。

     この写真のバックの壁は・・・。

    KU-YA壁
     これもこの店の為にデザインしたオリジナルの壁です。

     廃材や半端になった木材など組合せながら、現場で材料を見ながら・・・ 「この板はここへ張って、この白木はここへ、この節のある木はこっち」てな感じで F武くんに加工してもらいながら張りました。

     とてもイイ感じです。

     

    KU-YAベンチ
     これはカウンターの固定椅子、これもオリジナルデザイン。

     杉板で造りました。

     KU-YAは予算面に苦労したのと、ウナギの寝床のような空間でデザインがとても難しかったプロジェクトですが、僕たちと施工者がデザインの「力」でどこまで頑張れるかチャレンジした物件でした。

     廃材を利用したり、下地材をそのまま仕上げにしたりしつつ、人の手で作っている手作り感をだすようにしました。そして本物にはこだわりたいですから、人の手に触れるところや、ポイントになるところは無垢の木を使う。

     ローコストで使い勝手もよく、コンセプトをしっかり伝える事が出来たのでは無いかと感じています・・・・・・余談ですが最近あった話です・・・「木戸建築Dが手掛ける物件は高級店しか手掛けない」・・・とか言われて・・・そんな事ないんだけどなぁ~! 繁盛店を創るのが我々の仕事ですから・・・ちなみに弊社が創業して関わった飲食店は1軒だけ譲渡された店がありますが、他はすべて存在しています。1軒も潰れてないのは勿論店が持っているそこで働く人たちのスキルが一番ですが、我々が創った空間は損益分岐点と建築コストとデザイン性、使い勝手などがマッチして市場(お客様)に支持されているのだと感じています。もし店のことで悩んでいる人がいたら気軽に連絡くださいね。

     KU-YAの店主も一生懸命勉強されていて、スタッフも笑顔がとても素敵ですから、きっとお客様に支持されて繁盛店になると感じています。

     KU-YAは8月末頃にオープンします。

     住所:岡山市北区野田屋町1-1-17(桃太郎大通り沿い)
     電話:086-224-8880         (kido)