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  • 2012年11月4日

    育つ

    建美20121030-1K社様社屋増築工事も終盤を迎えています。

    大きなクスの樹が建物の中に納まっています。

    僕は設計の仕事についた若い頃とても恵まれていたと感じます。

    初めに就職したのは、小さな意匠系設計事務所でしたが

    徹夜は当たり前・・・通路で仮眠する先輩を横目に図面を描いた。

    給料は親に仕送りをしてもらわなければ生活できないほど安い。

    そして図面の描き方や仕事の進め方を

    先輩や所長に相談できる環境では無かった・・・みんな忙しすぎた。

    与えられた仕事を自分で考え判断した。

    解らない事は書物や事務所の過去の実績を調べた。

    それでも理解できないことは想像(創造)した。

    所長や施主さん、そして利用者のことを「自分だったらこうする!」と提案した。

    この時、僕は凄まじい成長をしたように感じている。

    仕事について初めて味わった挫折から>>>教えてもらう姿勢から自分から学び考えるへ変わった。

        「自立した瞬間だったように思う。」

    今の自分があるのは、この若い時に経験した一見するとマイナスだらけの環境。

    その時のことが恵まれていたと今は考えられる。

    ぬるま湯に浸かっていたら?と思うとゾッとする。

    若い時に苦労しろ!と諸先輩方に言われた言葉を

    僕もこの道に進む若い人たちに贈ります。

    楽して成果はつかめない。自分を鍛え続けよう!二度とない人生です。(kido)