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  • 2008年1月19日

    敷地

     住宅の配置を検討しています。設計を始めるには少し時間に余裕がある物件なのですが、購入された敷地の前に用水路があってここへ橋をかけるようで、これの工事が迫っている為に橋の位置を決定する必要があります。だいたい検討できたのでこれから施主様に連絡します。(kido)

  • 2008年1月18日

    照明

     最近、照明に関してインタビューを受けたり、クライアントから「照明はお任せします」とか私自身はそこまで意識してなかったのですが、どうも光の使い方に特徴があるのか。みなさんからライティングデザイナーに対するような扱いを受ける機会があります。私自身は建築士で建物を設計するのが主な仕事と考えていますから、複雑な心境・・・・・。建物も結構がんばってますよ!

     照明計画の難しさは、光そのもの自体が形が無い事ではないかと思います。照らすモノの形や色、素材感などで光の状態が変化する事が、具体的にして経験しないとなかなかイメージしにくいです。僕たちの場合、イメージに近い空間を探したり、現場や事務所で実験してみたり、竣工後ライティング調整したりしながら仕上げて行きます。

     現在進行している和菓子屋のプロジェクトも先ほどスタッフと店内の天井の間接光に関して打合せしたところです。スケッチを描きながら、形はこんなイメージで光はここから照らして・・・てな感じで。やっぱり光のこと考えているなぁ~。 (kido)

  • 2008年1月16日

    変化する。

     私共に依頼いただく仕事の中でこんなことがよくあります。「新しい店舗の出店を検討しているので他に無い店舗のデザインを考えてほしい」・・・・という仕事を進めるなかで、我々にとってとても嬉しい依頼ですし、やりがいもあります。ですが建築主様にとっては実は、デザインや計画内容を決める時に難しい決断を強いられます。なぜかと言うと今まで経験の無いことをやろうとする訳ですから、本当にデザイナーのデザインが正しいのか?この間取りは良いのか?を判断しなければなりません。

     今まで順調に業績を上げて来られた会社ほどなかなか受け入れて貰えないものです。会社がこれからの時代を生き抜くために変化しようとする時、変化したいのに変化する事を自らが受け入れられない状態に陥るのです。

     今日、成功をおさめている会社で新店舗を出店されるクライアント様から連絡があって、「あなたがデザインした建物でやりましょう」とプレゼンテーションさせていただいていたデザインで細かなところを詰める必要がありますが大筋でOKをいただきました。何度も何度も打合せして、提案させていただいたデザインを説明し、何故このデザインを我々が選択しているのかを本音で話し合った結果、承認をいただきました。

     初めての取引の企業様ですが、自分達を信用していただいていることが社長と接していて感じます。社長、店長ご決断ありがとうございます。一所懸命頑張ります。(kido)

  • 2008年1月15日

    餅つき

    もちつき08-2 自宅でテニスサークルの連中と餅つきをしました。杵でつけばよかったのですが、準備も大変だったので、餅つき機で餅はつき、あんこ、きな粉、砂糖醤油、雑煮、芋煮など様々なたのしみ方を準備して40分ごとに出来上がる餅をいただきました。当日は子供を入れて20名が我が家にあつまり、リビングはこの状態。料理はキッチンで、餅をついたり丸めたりするのはガレージでと、特にガレージは車を停めるだけではなく、こんな利用方法も考えてましたから活躍しました(写真を撮ってなかったので様子を伝えられないのが残念!)。とても楽しかったので、来年は会社のスタッフや友人も招いて、杵でつけるようにしたいなと考えています。(kido)
    もちつき08-1

  • 2008年1月11日

    NEWS!

    JCD2008 年鑑日本の空間デザイン2008(六耀社)に諸國眞太郎クリニックの内部空間と岡山ビューホテル禁煙サインが掲載されました。毎年発刊される時代の動きを敏感にとらえたデザイン業界を象徴する書籍です。私がこの業界に入った時に「この本に手掛けた仕事が掲載されるようなデザイナーになりたい」と目標にしていただけに本当に嬉しいです。さらに上(夢)を目指してがんばります。(kido)

  • 2008年1月10日

    住宅設計

     今日は住宅設計の依頼がありました。私共でデザインさせていただいた飲食店を経営されている店主がご自宅を建てるとのこと。初回の打合せにも関わらず、すでにかなり具体的にいろいろ考えられているようで、私の中ではイメージ出来る打合せでした。もうしばらく頭の中で考えて、絵にしてみようと思います。展開が早過ぎるので、いま頭の中にあるものをすぐ絵にして出力してしまうと少しこじんまりとまとめてしまいそうで、頭の中で可能性を探ってみます。
     そして和菓子店とクリニックの計画案を検討しています。いづれも昨年末に依頼があり、いつものように同時にあれこれ考えながらやっています。
     明日は某所の遊技場の見積が建設会社から提出されます。予算内に収まることを願いつつ、これから深夜まで創作活動に励みます。(kido)

  • 2008年1月9日

    議事録

     年明けから打合せが毎日のように続いています。計画中の新規物件が重なっている為ですが、10人以上を相手に打合せする企業様とか数人で打合せする物件とか様々です。打合せ後は議事録を作りますが、出来る限りスタッフに参加してもらい議事録を作成してもらうようにしています。私共の事務所は少数精鋭でやってますから、スタッフ自身も数物件を兼務していますから、都合がつかず私が単独で打合せする機会もあります。その時は私が議事録を作成します。誰が見ても打合せ内容が把握できる文章を簡潔にまとめるのは難しいものですが、復習が出来て新しい発見もよくあります。これから当分この状況は続きますから日中は打合せ夕方から議事録などまとめ、夜から創作活動といった感じです。(kido)

  • 2008年1月7日

    新年明けましておめでとうございます。

     新年明けましておめでとうございます。
     本年もよろしくお願いいたします。

     今日から今年の業務開始です。この休暇中に仕事から離れ昨年の疲れを心身ともにリセットできたと思います。今年は「ONLY ONE」をテーマにやって行こうと考えています。私共の会社の経営理念『空間に+α(プラスアルファ)を創造します』の単に付加価値(+α)を提供するだけではなく、我々だけが創り出せる「ONLY ONE」の価値を徹底的に追求して行きます。デザイン事務所にとって「今さら・・・」と思われるような方針ですが、ほしいモノや情報が簡単に手に入る時代だからこそ原点に帰って<自分らしさとは?>と、仕事を通して考え、実行し、結果をつくり成長して行きたいと思います。(kido)

  • 2007年12月29日

    今年一年を振り返って

     今年一年を振り返ってみると、本当にいろいろありました。大阪や東京の物件。香川県、鳥取県、広島県など近県の物件。そして地元岡山の物件と打合せや現場確認などで走り回っていました。また建築確認申請の混乱で仕事の進め方も流れが変わって来たように感じています。年末には大型物件のご発注をいただきましたが、設計図、申請は建設会社などにお任せして、我々の一番得意とする「デザイン」の監修を担当するような物件が今後増えそうです。

     今年はいままでやってこなかった事もチャレンジしました。「コンペ」への参加です。3物件の公開コンペと2物件の指名コンペに参加。まだ審査中で発表待ちのコンペもありますが、勝ち負けは別としていい経験になりました。忙しい業務の中で模型を作ったり、コンセプトを伝える資料をつくったりすることで、スタッフのスキルも私自身のスキルも向上させる事が出来たと感じています。これからも続けて行こうと考えています。そして私のやってきた仕事を70名の経営者の前でプレゼンテーションの機会もありました。伝える事の難しさを経験しました。

     建築や店舗の専門書に我々が手掛けた物件が紹介されたりもしました。「現代日本の室内空間」「年鑑日本の空間デザイン2007」「人気レストランの空間デザインvol5」「ガレージのある家vol9」などなど他にも確認できてないものもあるようです。さらに日本商環境設計家協会が主催するJCDデザインアワード2007と日本サインディスプレイ協会が主催する第41回SDA賞に入選など我々がやってきた成果が少しづつですが評価されてきたと感じています。これも建築主の皆様から私共にチャンスを与えていただいたことと私たちの仲間の皆さんの努力とご協力の賜物です。今年一年本当にありがとうございました。

     来年は日本の中小企業にとって厳しい外部環境が待っています。そんな中、木戸一男建築デザインはスタッフと共に学びつづけ、今まで以上に皆様のお役に立てる会社になり『空間に+α(プラスアルファ)を創造します』の理念のもと、空間に付加価値を創り続けます。引き続きご愛顧の程よろしくお願いいたします。(kido)

  • 2007年12月29日

    トウキョウ

    GYRE

    地下展

    続けて今月の初旬に東京に行った時のphotoです。
    photoはMVRDVのGYREと、トラフが会場構成をしている地下展です。
    その他にも東京都現代美術館の「SPACE FOR YOUR FUTURE」展、
    CLEAR GALLERYに倉俣史郎展”Liberated Zone”を見に行きました。
    倉俣史郎さんのガラスの椅子は、学生のときに椅子の展示ではじめて見て、
    『がんばろう』と思ったきっかけになった作品でした。
    もしかしたら、この椅子の存在がなければ、今のわたしはナイかもしれません。。

    そんな事を考えたり、これからの事、今の事、たくさん考えるきっかけをくれる、
    素晴しい出会いがいっぱいの東京でした。(eri)