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2009年11月29日
木目の表情
一宮の家Ⅱの造付下足入れが施工されました。木目の表情と塗装の具合がとてもイイですね。
板目で少し荒々しいモノを採用したのですが、塗装を天然系のオイルにしたことで優しい表情にすることが出来ました。
使い込んでさらに良くなると感じています。
こちらは僕の自宅の中庭。シンボルツリーにしているモミジですが、ここ数日の冷え込みで紅葉が進みました。
例年と違い少し紅葉の進み方にばらつきがありますが、季節感があってとても気にいっています。
このモミジを見ていると無心(癒される)になれます。
この仕事をしていると「落ち葉の掃除が大変」だから・・・。とかで落葉樹を敬遠するお客様もおられるのですが、僕は季節感を毎日感じられる景色を持つことをいつもお勧めしています。
とても贅沢な世界を中庭に創ることで独り占めにできるんですからね、こんな贅沢で癒される空間を創造する事は、長くデザインに関わってきましたが、この方法以外でなかなかできるモノではありません。
歴史的建造物を見てもそうです。中庭(自然)が生かされている空間は人の心に届くように思います。
しばらく自宅の紅葉を楽しみます。 (kido)