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2009年5月10日
芸能人現る!
GW中、恒例のセリオカップを観戦してきました。
地元唯一の社会人アメフトチームのセリオスタンディングベア―ズの試合です。
私が観戦するのは3回目(3年目)です。少しルールが判ってきました。
試合の方はセリオの圧勝! この勢いで2部昇格か・・・。
次は先週末、事務所の外をみるとなにやら見慣れない光景?この白いスーツの男は誰だ??
ブルーの方の女性も見たことある??
よ~くみると 鼠先輩と岡山放送の魚住アナでした。
岡山香川の住人であれば誰もが知っている、ニョッキン7という地元放送局の番組収録でしょうか?
有名人を見つけてちょっとうれしかった時間でした。 (kido)
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2009年5月8日
イタリア視察 No6 最終回
さて、今回の視察の本命。
サローネ会場へ向います。
ミラノ駅から地下鉄を乗り継ぎ移動。
場所を知らなくても多くの人が乗っている地下鉄で 多くの人が向っている方へ行けば会場にたどり着けます。
会場は広い!
中央のメイン通路は先が見えないほど長い通路。
歩く・・・あるく・・・アルク・・・そして歩く・・・。
その通路の両サイドに巨大な展示会場。
行けども行けどもたどり着かない・・・駅から一番離れたところにある照明関係の会場。歩く・・・あるく・・・アルク・・・そして歩く・・・ひたすら歩く・・・。
やっとついた会場の中。はじめに目にとまった「Swarovski(スワロフスキー)」
人でごった返しています。
さすが注目の的。
次は「VENINI」のシャンデリア。ヴェネチアのムラーノ島にあった会社。
巨大なシャンデリアが異彩を放っていました。
こんな巨大なシャンデリアを採用できる、BIGな空間を手掛けてみたいものです。
名前は覚えてないですが、こちらも巨大なシャンデリア。VENINI と一味違った妖しい雰囲気をだしていました。
こちらは家具の展示をしているブースでした。
天井からの照明の考え方が気にいりました。
こんな感じであちこち会場を歩き回り、朝一から夕方終了時間直前までかかってほぼ全ての会場の雰囲気を見て廻りました。疲れ果てました。
行かれた方は判るのですが、行ってない方はその規模がわかりにくいでしょうから少し説明します。サローネのメイン会場はほとんど休みなしに通路だけ早足で歩き回って、丸一日かかるくらいサローネの会場は広いです。
どんな商品を展示しているかチェックしていたら、すべての会場を見る為に一週間くらいかかると思います。ですから目的を持ってみてまわる事が必要です。あっそう!そう!靴は必ずスニーカー。そしてキャスター付の鞄でカタログを集めながら歩く!が基本形です。 それと意外と重宝するのは英語表示(イタリア語がベストかも)の名刺。カタログとかをメーカーにもらう時などに役立ちます。
そして日本人も多いです。観光客はほとんど見かけません。ほとんどがデザインや製作に関わっているようなプロの人たちです。また小規模の展示ブースには日本人の出展者も多く、今回その数名の方と名刺交換したりお話しましたが、とてもたのもしく感じました。がんばれ!にっぽん!てな事を感じたのは私だけでしょうか!?
こちらは翌日まわったサテライト会場。
ミラノの街中のいたるところに展示場は設けられています。
「RICHARD GINORI」のブース。
カップを吊り下げているエントランスが印象的。
中に入ると大空間に陶磁器で大きな壁面にディスプレイ。
うわっ!と思わず声が出たほどよかった!
他にも素晴らしい空間やディスプレイや照明はたくさんありましたが、そのうち書店で写真集など出るでしょうから、このくらいで私のミラノサローネ視察の報告は終わりにします。
最後に空港にて記念撮影・・・今回の視察の旅を共にした。2009ミラノサローネ研究会の皆さんです。
お疲れ様でした。来年もサローネ会場とショッピング会場???でお会いしましょう!
さあ!がんばって仕事しよう!・・・まずなによりも資金稼ぎしないと・・・(笑) (kido)
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2009年5月7日
masking TAPE
先日お友達からもらった手作りbirthday card。可愛すぎて感動しました。マスキングテープなんです!コレ。こんな使い方あるんですねー!!
現場の竣工検査のチェックにしか使ったことなかったです。。。私。そして私もこんなのしたい!と思い、調子に乗ってその日に買いに行きました。
買っただけにならにように早めに何かに役立てたいと思います♪
(eri) -
2009年5月5日
作図
GWの後半は出社して詳細図を描きつづけています。
今日も朝から木造建築の平面詳細図の作図。
実は僕は図面を描くのはあまり好きではありません。机に向かっている事よりも現場が好き。
経歴にもあるように大工さんになろうとしたくらいですから・・・。
ここ4年くらい図面を描くことが無かったのですが、今年の初めから出来るだけ時間を作って描くようにしています。
作図をする事で、原点に戻って何か気づくことがあるのではないか?と考えた事と単純に人手不足で私がある物件を担当して描いていた丁度その頃、インテリアデザイナーの辻村久信さんと話したときに「常に自らがひとつ物件をもって作図する」と彼自身の仕事の進め方について聞いた事もあって、今回もポイントになる図面を描いています。
連休中にある程度すませてスタッフに渡します。
と言うわけで今日もがんばります! (kido) -
2009年5月4日
イタリア視察 No5
いよいよミラノにユーロスターに乗って移動です。
ブリオン・ベガ墓地から駅への移動途中、グラッパ(イタリアのブドウで作った焼酎)の博物館?・・・(説明を聞いてなかったのでたぶん博物館)グラッパを試飲して購入・・・とかチェスで有名な古城跡・・・時々テレビで人間がチェスの駒になって巨大なチェス盤でやっているのを見た事ある場所・・・に寄って駅に到着!
ツアーの一行は既に買物を大量にしており、ご覧のように大荷物で駅のホームを大移動・・・。
我々が乗るユーロスターは遅れていました。10号車の指定席に乗り込み、終点のミラノ到着までワイン片手に宴会が始まる予定です。
その10号車がどのあたりに止まるか村松さんが現地のヒト数人に聞き込み調査・・・・しかし回答はバラバラ・・・たぶんこのあたりに止まるであろう位置でみんなで待機・・・。
しかしながら予想ははずれ一同 2車両分ダッシュ! ところが10号車の車両のドアが開きません!?
隣の9号車から皆の荷物をバケツリレーで何とか乗せて、10号車の扉を見ると・・・・「故障で乗れません」・・・の表示・・・「他の車両に乗って下さい」と・・・さすがイタリア。
電車は遅れる。停止位置はアバウト。おまけに予約している席には電気系の故障で座れない。
何とかみんな席を確保してワイン片手に生ハムとパンで個別宴会に突入。
写真はみんなの荷物を盗まれないように監視しつつ、談笑している大光電機の松永さんと現地駐在員の村松さん。
・・・その奥にいる人はなんと車内販売のお兄さん・・・我々の事情を説明したら彼は、「今日は売上もいいからいっしょに飲もう!」と自分の商品を酒のツマミに我々と共に宴会に合流・・・。
なんという陽気な国民性・・・すばらしい!
翌日はいよいよサローネ会場へ! こうご期待!! (kido)
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2009年5月3日
イタリア視察 No4
イタリア視察の続編。今日は庶民の生活の中のデザインです。
これは八百屋です。いちごなど果物や野菜がきれいに並んでいます。
バラ売りなんでしょうかね・・・・並べ方のセンスを感じました。
これはベネチア駅周辺のパン屋?(飲み物やお菓子も売っている店)です。通り(道路)に対してディスプレイしています。
店内に入れる店ながら、店内側にはあまり配慮されていない並べ方でした。
通りから見て彩りが美しい。
これは郊外の大型ショッピングセンターのレジコーナー。
デザインも個性的でしたが、驚いたのはこの食品コーナー入口に警備員がいて、手荷物チェックを受けました。他の店で買物をしていた為、大きな紙袋を持っていたのですが、それをまるごとビニール袋に入れられ、やっと入れてもらえました。
万引き防止なんでしょうか?手ぶらで入るのが常識のようでした。
そのレジ前にあった、カフェ。常設ではあるのでしょうが、天井のデザインや周辺の導線を考慮したブースになっていました。
これは休憩コーナーにあった椅子。センスイイです。
他の休憩コーナーにある椅子もインテリアデザイナーがチョイスしたようなものばかり。
日本のショッピングセンターや公共施設ではインテリアのことにあまり注意してない施設が多いですが、イタリアはこんな庶民の店までイイですね。
これは観葉植物の鉢。写真は無いですが、ローマ空港、ベネチア空港、ミラノ空港の椅子もレザーを使った椅子のデザインや材料の使い方、色使いが僕にはとても新鮮でした。
この後いよいよミラノへ移動。田舎から都会へ移動します。 (kido)
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2009年5月2日
イタリア視察 No3
たそがれのベネチアです。この後、美味しい海鮮のレストランで食事。ベネチアの一日を終えました。翌朝、ベネチアから貸切バスで移動。
向った先は???
建築に興味のある方ならば、このめがねのような意匠でお分かりですよね!カルロ・スカルパ設計による ブリオン・ヴェガ墓地 です。
この針葉樹の並木の向うに墓地はあります。大型バスは進入できないので、駐車場から徒歩で5分ほど歩いて到着。
彫刻のようなディテールの建築に感動。コンクリート打放しで表現されていますが、その細かな納まりはコンクリートである事を忘れてしまうような建築でした。
これに関わった職人さんたちの技に見惚れます。
敷地内にはブリオン家の墓と設計者のスカルパの墓があります。
この日本の庭園などの影響をうけている事がうかがえる建築物は通常、写真の部屋(礼拝堂)には入れません。
村松さんの人脈の賜物。所有者に連絡し鍵を開けてもらいました。
これを見れただけでも今回イタリアへ行ったかいがあったように感じます。 (kido)
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2009年4月30日
イタリア視察 No2
イタリア続編です。
おなじみベネチアの風景。
初日は夕方まで雨で残念な天気でした。
とても寒かった。晴れの日でも日本(岡山)よりも少し気温は低いように感じました。上着は一枚かならず持っていった方が良いです。
船が行きかいます。
ベネチアへは車は入れません。
皆さん船で移動します。 海上バスが便利です。
船の運転はかなり荒っぽいです。桟橋に着けるときも体当たりします。あまり身を乗り出さないように!振り落とされそうな勢いです。
日本の地下鉄やバスのように定期便が行き交います。1日フリーパスを購入しての移動をお勧めします。
これは有名な 「Rialto橋」です。橋の上にお店が商店街のように並んでます。
ここからは建築現場です。これはベネチア大学の改修工事をしている現場。
工事の仮囲いが美しい!
これは宿泊したホテル横の寺院の改修工事のようです。周りの景観を乱さないように、仮囲いシートにも印刷を施し完成予想図になっていました。
ベネチア内はどんな工事をするにも全て許可が必要との事でした。
こちらはサンマルコ広場。時計台の塔の周りも工事中でしたが、ご覧のようなとても仮囲いとは思えないようなモノでした。
ここを訪れた時、はじめは何かのイベントでこの仮囲いを造ったのか?と思っていたら間違いでした。
上から見るとご覧のように何かの補強工事の為の工事用仮囲いでした。
日本の寺院とか改修しているときは、ほぼ間違いなく飾りけの無い仮囲いになりますが、景観やデザインに対する意識レベルの違いがこんなところへも表現されているように感じました。 (kido)
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2009年4月29日
イタリア視察 No1
イタリアから帰国しました。その様子を少しづつご案内します。
イタリアでは、まずローマ国際空港から国内線でベネチアへ移動ここで2泊、ミラノへ移動して3泊し帰国というスケジュール。
ベネチアに深夜到着後、翌日ベネチアのムラーノ島へこの船で向いいました。
ムラーノ島はガラス工房のメッカ。まず島内にある、ガラス現代アートの「VENINI」の入口。
店内で商品を見ました。
後に行く ミラノサローネでも照明器具を出品していて、このムラーノ島のSHOPを見ていて参考になりました。
ガラスで創る造形がとても印象的でした。・・・そして価格もとても高い!
照明メーカーの株式会社大光電機の現地駐在員「村松さん」の案内で島を散策。
いろいろ説明をしていただく中で、この店に何気に入りました・・・私の目にとまって何気に入った店です。
「MAZZEGA」というグループ企業の経営する店舗です。
そこがなかなか凄い品揃え。
村松さんが交渉して一般の観光客が入れるところ以外の業者さんなどが商品説明を受けるショールームへ入らせてもらい、責任者らしい人から説明を聞いているうちに、なんと実際に作っている工房を見せていただける事に・・・。
「日本から来た照明メーカーだ!」と言ったら見せてくれたようです。 村松さんに感謝!
ショールームの奥に併設された工房です。
とても整理整頓された工房でした。古い建物でしたが、本当に綺麗に何もかもが整理整頓されていて、ゴミも無く、凛とした緊張感があるように感じました。 この会社は同族企業で、シャンデリア、器、ガラス工芸品、ミラーなどなどガラスで出来る様々な商品をそれぞれが担当して作っているとの事でした。
この工房ではシャンデリアのパーツを造っていました。お父さんと息子たちで作業しています。
工房で使う道具たちです。 これも整理整頓されていて イタリアの職人達に対する印象が変わりました。
僕の先入観で「いいかげん」だと感じていたのですが、無言でガラスに向かい合う姿勢と数人で連係をとってスムーズに流れる工程を見て気持ちが良かったです。 心が洗われたような時間でした。続きはまた改めてベネチア本島をご案内します。お楽しみに・・・。(kido)
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2009年4月20日
イタリア
イタリアに行く準備は全然出来て無くて、大丈夫かな?と気になりつつ、国民性によって違うデザインに関して少し書きます。
私がこの世界に入った頃、事務所の上司にこう言われた事が思い出されます。
「グンゼのパンツしかはいた事の無い人はアルマーニのパンツの良さがわからない・・・。」・・・アルマーニのパンツのよさは 今でも私は試した事が無いですからわからないですが、「経験しないと理解できないよ!」とこの上司は言いたかったんだと思います。
私もデザイナーのはしくれ、デザイン全般に関して興味があって、物欲は無いのですが、身につけるものや所有するものには、それなりのこだわりを持っています。特に外国製品を所有したときに え~何で?とか、イタリア人ってこんな考え方なんだ~とか経験する事は皆さんもあると思います。
特に国民性の違いから来る考え方の違いは、その物を試してみて初めて良さが理解できたりすることがありますね。今回 イタリアには初めて行きますので、そこに身をおく事で沢山の気づきと刺激に出会えるのを楽しみにしています。 (kido)